今でもコアに好まれるXperiaZ4Tabletは、今ではバージョンも更新されず
CPUもとっくに時代遅れで、何でも快適にこなせるタブレットとは言い難いけれど
2025年になった今でも唯一無二の存在価値があると思っています。

多少不便でもコイツを使っていきたい。
最早ロマンと言っても過言ではありません!
少し以前、満充電でも即電源が落ちてしまうようになったこのタブレットを
バッテリー交換して、使うには問題なくなりましたが
専用キーボードであるBKB50は、ヒンジ部のゴムの劣化問題があります。
どういうことかと言いますと、ゴムが経年劣化か夏の高温にさらされ続けてか
ドロドロに溶けた状態になってしまって、タブレットを装着すると悲惨なことになるということです。
Amazonの商品レビューにあった対策方法を参考にして、自分なりにこのゴムを何とかしてみます。
私が調べた限りだと、このゴム問題について言及はあれど
大した情報はなかったので、ごく少数同じ悩みを持つアナタに届けば幸いです。
結論としては何とかなります。
用意する物 | 用途 |
精密ドライバー | キーボードの分解と、ゴムの除去 |
はさみ | 角バッカーの切断 |
カッター | 角バッカーの切断、調整 |
綿棒 | ゴムの除去 |
定規 | 使う角バッカーの長さ測定 |
容器 | ブレーキクリーナー入れ |
ブレーキクリーナー | ゴムの除去 |
角バッカー 5mm厚 10mm巾 | ゴムの代替 |


BKB50背面のネジを外して、カバーを取ったらタブレットを固定するヒンジも外します。
ヒンジはネジ4本と両面テープで貼り付いているだけです。剥がしてしまっても
これといって問題ありません。


ここまでは割と簡単ですが、問題は劣化したゴムの方です。
ドロドロになってしまったゴムを精密ドライバーで取り除きつつ
綿棒を容器に入れたブレーキクリーナーに染みこませて、徐々に除去していきます。

ヒンジのところの隙間が狭いので、この作業が一番苦労します。
少しでもこのドロドロが残ってしまっていると、またタブレットに付着してしまうので
できるだけ入念にやった方が良いです。根気がいります。

このゴムが除去できたら、角バッカーを左右の2ヶ所に貼り付けます。
本当はタブレットの前側と後ろ側に挟むカタチでゴムがいたのですが
角バッカーが分厚いので、後ろ側にあたる部分だけにしておきました。

しかし、それでもタブレットを嵌めるにはキツすぎたので
カッターで切り落として、具合を調整しました。この辺はテキトーです。
これくらいで割りと良い具合になりました。

キーボードとタブレットの接続も問題ないし
タブレットで持ち上げても外れる気配はありません。
脱着もかつてより少し緩いですが、支障はありませんでした。


ちなみに角バッカーは、よく見もせずに買ったのがいけないのですが
ムダに長さがあり、かなり持て余してしまいました。
捨てるのもなぁって感じですので、長さ注意かもです。
そもそもの用途考えると致し方ないと思いますが…。
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